内山瑞穂(ミィママ)です。
「あなたの頭の中にも住む”怖がり恐竜”」との付き合い方
3回目の今回は「哺乳類脳(旧哺乳類脳ともいう)」についてです。
人間の脳を三層に仮定してどのような働き、指令を出しているか。
知識として頭の中に入れておいてくださいね(^ー^* )
知識を知っておくと、自信をなかなか持てない意識と上手に付き合うことができるようになります。
上手に付き合うことで、落ち込んでも、へこたれても、ビビッても、
「折れない自信」を持ち続けることが出来ます(^ー^* )
三層の中間にある哺乳類脳は、爬虫類脳の次に発生した脳器官です。
感情を司る扁桃体(へんとうたい)や記憶を司る海馬(かいば)がある「感じる脳」です。
人は、爬虫類脳が出来上がった後、7歳~14歳ころまでに哺乳類脳ができあがります。
心が形成されて、相手のことを考えたり、集団で行動できるようになります。
ただし、心には2種類あります。
判断可能な意識的な心と無意識的な心の情動があります。
情動とは、恐怖・驚き・怒り・悲しみ・喜びなどの感情で、急激で一時的なものです。
哺乳類脳の心は、情動になります。
犬が尻尾を振り、猫が喉をごろごろさせ、赤ちゃんが微笑むのも情動です。
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爬虫類脳は、反射行動ですが、哺乳類は欲求行動です。
爬虫類脳が自己保存の反射行動に対して、
哺乳類脳は種族保存の欲求を満たすための行動をします。
社会活動を行わなければ、種族の保存の行為にはいたらないので、感情が働きます。
その際、好ましい、好ましくないという選択を原始的に匂いで判断します。
思春期の女の子は「お父さんの臭いイヤ、だから嫌い」と言います。
これは、正しい種を残すため、近親相関を避ける本能の働きと言われています。
爬虫類脳の感覚で漠然と抱える恐怖に、理由づけをして判断するのが哺乳類脳になります。
何だか細長くて、ニョロニョロしているのがいる。怖い。
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爬虫類脳
何だ、よく見たらロープだったわ。良かった~
↑↑↑
哺乳類脳
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爬虫類脳の行動基準は、単純に安全か危険(死)かですが、哺乳類脳の行動基準は必要か必要でないかです。
楽しくワクワクするものは必要と判断して友好的になります。
辛くカッカするものは、不必要と判断して攻撃的になります。
哺乳類脳には、海馬と扁桃体があるので、過去の記憶と感情が結びつきます。
過去の失敗がトラウマになって、踏み出せないのは、哺乳類脳の部分だけで留まっているからかもしれません。
例えば・・・
過去に大きな失恋をした。
恋愛はしたいけれど、勇気がもてない。
過去に女性上司とうまく行かなかった。
女性のビジネスパーソンとは、相容れられない気分になる。
つい、反抗的になる。
などなどです。
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脳が爬虫類から哺乳類に進化しても、まだまだ自信にはなりません。
爬虫類脳の「生きる力」と哺乳類脳の「感じる力」、
そして人間脳の「ある力」が統合されることで、人としての自信の源が出来ていきます。
その人間脳の「ある力」については次回お話しますね(^ー^* )
引き続きどうぞお読みくださいませね。
きっと自信に繋がると思います(^ー^* )
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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女の子の思春期について納得でした。
ちゃんと理解できていれば、娘が思春期になっても「これは人間として正常なことなんだ」と、娘と向きあるなと思いました。まだ子供はいませんが、心に留めておきます。
ありがとうございます。
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>ペンさん
理由が分かると納得できますよね。
全てに理由があるのですよね(^ー^* )