■エネルギー保存則
昔、理科の授業で「エネルギー保存の法則」を習ったと思います。
宇宙の法則として、エネルギー量がプラスになれば、
どこかで同じ量のエネルギーがマイナスになっている。
つまり、プラスとのマイナスのバランスで宇宙は出来ていると。
それは、地球にもあてはまり、その地球にいる私たち人間もそれにのっとって出来ているということです。
肉体だけでなく、心もプラスとマイナスがバランスをとっています。
つまり長所と短所が半分ずつという構造で人間性のバランスを作っています。
あなたが尊敬してやまない立派な人にも、
人間性のかけらもないような悪事を働いてしまった人にも、
長所が半分、短所が半分あるということなのですよね。
「長所を伸ばし、短所を無くしましょう」ということはなりたたないのです。
量は変わらないのですから。
■長所を増やすと短所も増える?
日本語のあやですが、長所を伸ばすというのは、
今現在ある長所に磨きをかけるということなんですね。
では、短所は?ということになりますが、
感性論哲学では、短所を無くしてしまうと
人間味のある特徴がなくなってしまうので、
そのまんまで良いとしています。
自分らしい長所を磨き存在感のある個性ができると、
短所は目立たなくなって、人間らしいアジに見えてくるからです。
■誰でも、長所半分・短所半分
自分も、仲良しの相手も、仲違いの相手も長所半分・短所半分。
このコトを強く意識することが人間関係にとって、
一番重要なことで、常に忘れてはいけないことです。
この意識で、相手を認めることはもちろんですが、
相手を許すことができるのですね。
次のHalf&Half理論では、長所と短所の違いについて
お話いたします。
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※Half&Half理論は『感性論哲学』に基づいてお話しいたします。
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