私のセミナーにご参加される方で、
「完璧主義ではないのですが、セミナーのお知らせの文章が自分にピッタリ当てはまっていたので参加しました」
とお話されるかたがいらっしゃいます。
どういうところが当てはまるのかとお聞きしますと・・・
・ギリギリにならないと出来ない
・頭で考えていても踏み出せない
・コツコツできない
・中途半端な失敗にとても落ち込む
・人を褒めるよりも、アラを探してしまう
・つい背伸びをしたがる
実は、これらは完璧主義者の行動なのです。
ちっとも完璧に出来ていないようですが、実は完璧主義者は、完璧に出来る人ではなく、完璧にやうと拘りすぎる人を言います。
完璧にやって出来る方もいらっしゃいますし、
完璧にやろうと思うけれど、出来なくて落ち込む方もいらっしゃいます。
また、完璧にできないものであれば、最初から何もしないという方もいらっしゃいます。
意外と完璧主義さんで、お部屋が片付いていないという方は多いです。
「どうせ、完璧に片付かないのであれば、やっても無意味」
と、何もしないわけです。
セミナーのワークの中でも、自分の長所を書き出せない方も多いです。
「ちょっとでも自分がイイと思ったことを書いてください」
とお伝えしても、書けないのです。
「この程度は、長所にはならない」と決め付けてしまっています。
これではあまりにも自分がかわいそうです。
セミナーでは、周りの皆さんから、小さな長所もたくさん言ってもらえます。
それをシッカリと書き留めていただき、心に焼き付けていただきます。
出来ない出来ないに目を向けるのではなく、ちょっとでも出来たところを認識できると自分を許せるようになります。
その体験が脱・完璧主義の始めの一歩になります。
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