「夢を持たないようなヤツはダメなヤツ」
と一刀両断する方がいます。
本当にそうでしょうか?
夢や希望は誰でも持っていると思うのです。
ただ、それを語れるかどうかは、その人の資質によると思います。
夢を語れるから良い資質、語れないと悪い資質ということではありません。
進取の気性に富み、自己主張が強い性格のリーダータイプは、夢を語らせると、大いに発言ができます。
でも、どちらこというと、慎重で、変化よりは、現状維持にベースをおくサポートタイプは、夢の発言にも慎重になります。
そうした慎重な人の前で、大いなる自分の夢を語って、「君にもあるだろう」と無理に発言させようとすると、自分の夢は現状の安定と自分らしい幸せという人は、臆してしまって「いえ、今のところは・・・」と濁してしまうことがあります。
過去に「そんなものが夢か」とか「そんなんじゃいつまでたっても成功しないぞ」なんて言われた経験があればなおのことです。
実は私も夢を語りたがらない人間でした。。。
夢を持たせたり、語らせたりすることが悪いということではありません。
ただ、人間は十人十色であるという事を、理解してもらいたいのです。
タイミングと場を与えることが大切なのです。
自己主張が強く、夢を大きなモチベーションにするタイプには、
人前で語らせても良いでしょう。
でも慎重タイプには、話しやすい場をつくり、ささやかな夢だと思ってもそれを認め、少しずつでも膨らませてあげる努力が、経営者やリーダーの度量になり、お互いの成長に繋がると思います。
それをしないで「夢を持たないようなヤツはダメなヤツ」というのは、怠慢この上ないということです。
そこまでする必要があるかと反論されることもありますが、
そこまでしてあげる必要があるタイプもいるのです。
実はそういう人の方が、後々大いに化ける可能性もあるのです。
経営者やリーダーになるべき方は、夢を語ることは大切だと思います。
その時に、自分の夢をガンガンと語るだけではなく、
「夢実現のためには、自分には足りない部分がある。
その部分を君たちにサポートしてもらいたいんだ。
君たちの素晴らしい力が必要なんだ」と頼め、社員さんも喜んで力を貸し、
社長の夢が自分の夢と思えるような社風
であることが大切なのではないでしょうか。
であることが大切なのではないでしょうか。
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今まで、十人十色と言う言葉を他では沢山引用してましたが、コミュニケーションをとるなかで使う十人十色に出会えて光栄です。これから実践させて戴きます。
良い言葉をありがとうございます。
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>長田新治郎さん
コメントをありがとうございます。
その人にとって一番しっくりとくる選択をしてあげたいですよね(^ー^* )