踏まれても踏まれても
また立ち上がる雑草。
雑草には
そんなイメージがありますが・・・
実は、
「雑草は、踏まれても立ち上がるような
無駄なことはしない」そうです。
静岡大学大学院教授 稲垣栄洋氏のお話です。
生物の生きる目的は、種族保存。
なので、
踏まれながら花を咲かせ、
種をつけるほうが合理的です。
寝そべったまま伸びて、
その間エネルギーを蓄えて花を咲かせ、
種をつける生き方を選択するそうです。
種族保存の欲求(種を残したい)が
自己保存の欲求(生きたい)の上に
あるからですね。
さて、人間は・・・というと。
生きる目的に、種族保存もありますが、
自己保存、”自分”が生き延びたい
という目的も、同じくらい、
もしくはそれ以上に強く持っています。
更に人間には理性があります。
なので、自己保存の欲求は、
ただ生き延びるではなく、
より良く生きたいという
意志になるんです。
寝そべったまま・・・というのはなく。
やっぱり立ち上がろうとします。
うん。頑張っちゃうんですよね。
意志があるから・・・・
この意志がある故に、
成功を掴むことができます。
でも、意志がある故に、
落ち込むこともあります。
意志がないと、なにも考えないので、
悩みませんし、落ち込むこともありませんね。
もちろん、強い意志で打ち返すヒトもいます。
でも、大抵は落ちるもんです。
ガ━━(゚д゚;)━━ン!!
ショック☆<( ̄□ ̄;)>☆ショック
ってね。
で、抜け出し方が分らずに、
動けなくなっちゃうことがあります。
こういう時は、
無理に立とうとしなくてもいいと思います。
鬼コーチがバシッと
更にボールを投げつけてきます。
立てば、立つだけまた投げつけてきます。
この鬼コーチは誰だと思いますか?
実は、自分なんです。
同じ出来事にも、
落ち込むヒトと落ち込まないヒトがいます。
そう、本人の考え方、とらえ方の違い。
潜在意識の中で、
落ち込ませようとして、
自分で落ち込んでいることがあるんです。
では、その鬼コーチに、
ボールを投げ込まれないようにするために
どうするか。
それは、
ボールを打ち返さないこと。
ボールをまずは受けとめること。
落ち込んでいること、
うまく行っていないこと、
それを受けとめる。
しゃがんで、座って、ボールを見てみる。
それは、
落ち込んでいるときにしか
出来ないことを考えるとかね。
(とはいえ、自傷はしないでね)
何が思いつきますか?
その中で、落ち込みの原因となっているものの
さらなる原因なんかが見えてくることもあります。
自分にとって、
それは何だと思いますか?
落ち込みながら、
そんなことをゆっくりと
考えてみたほうがいいと思います。
うまくいかない時に
あせっても、
どの道空回り。
しようがない。
自分に向き合って、
原因のその先にある原因がわかると、
同じことの繰り返しは、
少なくなると思います。
因みに・・・
可愛らしい雑草の日本タンポポは、
早春に花を咲かせると、
とっとと枯らしてしまうそうです。
そうして、次の早春にいち早く昆虫に
受粉のお手伝いをしてもらうために
待っているのだそうです。
うん。落ち込んでいるときは、
自分磨きのチャンスかもしれませんね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
この話がもし参考になりましたら、
落ち込んでいるどなたかに教えてあげてくださいませ。
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