してもらいたい行動・対応をしてもらいたいとき。

私が以前にお世話になっていた建設会社でのお話です。

20代、もしくは年下の男性社員に対して、
「クン」付け
「お疲れ」「お疲れサン」が当たり前の社風でした。

そうした会社さんは、結構多いと思いますので、
例外というほどではないのですが、
私は何となく違和感を感じていました。

というのも、私自身20代の生意気盛りの頃、
年下はもちろん、部下である男性社員に対しても、
「クン」付け
「お疲れ」「お疲れサン」を使っていたのです。

時はW浅野ハヤリで、まぁちょっと小生意気キャリアウーマンが、
格好いい、出来る女風だったのですね。

その当時はそれで気にもせずに、(相手の方は傷つけて)いたのですが、
30代になり、大人としての振る舞い、流儀を知ると、
その当時の私の態度をひどく恥ずかしい行いだったと、
消しゴムで消したいくらいな気持ちになりました。

そういう過去があり、周りはそれで良しでも、
私の気持ちがこれでは良くないなと判断したので
年下の男性社員さんにも、若い職人さんにも、
「さん」づけと「お疲れ様でした」「ありがとうございます」を使うことにしたのです。

若い職人さんには、順序だてて報告をするのが苦手な方々がいて、
受け答えも若干ぶっきらぼうで、
やんちゃ時代の言葉そのままを使うこともあり、
コミュニケーションがスムーズにとれずにおりました。

その彼等にも、「さん」づけ、「お疲れ様でした」「ありがとうございます」「●●ですか?」「やっていただけますか?」と、
大人としての言葉掛けをしました。

ベテランの職人さんからは、
「若いモンに別にそんな丁寧な口きかなくてもいいっすよ」と言われたこともありましたが、
「ベテランの皆さんとは、もちろん対等ではありませんが、
彼らもプロとしてお仕事をしていただいていますから当然ですよ」と貫きました。

最初は相変わらずだったのですが、
そのうち、少しずつ彼等の態度が変わってきたのです。

報告も一端自分でまとめて、
順序だてて伝えてくれるようになりました。

現場を見に行くときも、道具をササッと寄せてくれたり、
とても気持ちの良い対応をしてくれました。

「ちゃんとした話し方をしなさい」
「きちんと報告しなさい」とこちら都合で命じるのではなく、
ちゃんとした話し方、きちんとした報告の仕方をする人に、
相応しい対応をこちらがすると、
それに相応しい態度、行動をきちんとしてくれるのですよね。


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