人には、長所と短所が半分ずつ必ずある
というお話をこのハーフ&ハーフ理論カテゴリーの前回お話しいたしました。
今回は、その長所と短所の違いについてお話をいたします。
長所も短所もどちらもハーフ&ハーフピザのように、
どちらかがマズイ、食べられないというのではなく、
どちらも美味しく、捨てがたいから一緒に生地に乗っているもの。
そうみてください。
■長所:価値のある本当の自分 ■短所:人間らしい自分
>>長所は自分の得手、得意の部分で、他人よりも得意な部分、
他人よりも褒められる部分で、自分の適性が向いている部分です。
>>短所は長所の磨かれた素晴らしい人間にも”こんな欠点”があると、人間味を出してくれる部分です。
長所100%の人間はいません。
不完全だから人間です。
完全は、神様の領域です。
短所があるからこそ、人間らしい人間になるのです。
■長所:磨いて自信を作る ■短所:自覚して謙虚さを作る
>>長所は、得意分野で短期間でも集中して努力することで磨かれて、
自信をつけることができます。
>>短所は、長所が磨ききって鼻高々天狗で傲慢になりそうな人間に、
人間は完全ではなく、不完全な部分があることを自覚させて、
人間らしい心の原点である謙虚さをつくってくれます。
人間関係を良好にするのもは謙虚さですので、
短所は人間関係においては特になくしてはならないものなのです。
■長所:存在感のある人間になる ■短所:味のある人間になる
>>長所を磨くことで、他人から一目置かれて、
存在感のある人間となります。
>>長所を磨き存在感のある人間にも、短所があることで、
その短所部分がその人の「アジ」になるのです。
これまでの倫理道徳は、短所をなくしましょうというものでした。
長所は長所でよいから、
短所がなくなるとどんなに素晴らしくなるだろうから、
短所を頑張ってなくしましょうというものでした。
結果、長所も伸びず、存在感もなにもない人間にさせてしまうのです。
決して短所はなくならないのですから、
短所をなくそうという無駄な努力はせずに、
放っておいて構わないので、
長所を磨くことに最大限の努力を払うべきというのが、
感性論哲学の志です。
長所を活かして存在感のある人間であり、
謙虚さもあるアジのある人間は、
おもしろおかしく楽しく愉快な人生を送り、
穏やかな人間関係を築くことができます。
次のハーフ&ハーフ理論カテゴリーでは、長所短所を活かした
丸くならなくてもよい「らしさ」人生についてお話いたします。
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※ハーフ&ハーフ理論は『感性論哲学』に基づいてお話しいたします。
これからホームページを作成していきたいけれど、どこから考えたらよいのだろう?と迷っていませんか?
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