意志の強い人は、「理性的な人」
「したいことを我慢して、しなければならないことができる人」
というイメージがあります。
というイメージがあります。
でも、感性論哲学の解釈は違います。
苦労・困難は必要であるとしながら、
「人間は我慢するために生まれてきたんじゃない」と言うのです。
ここが人間らしさの哲学である感性論哲学の面白いところなんです。
したいことを我慢して、自分を律し、
しなければならないことを完結する意志の強さには、
我慢しなければならないものが片方にあるだけ、
その意志は、限定された人為的、有限の意志の強さであるとしています。
人為的に作られた意志は、弱いもの。
人為的に作られた意志は、弱いもの。
どんな困難でも乗り越えようとする、
強い意志は、理屈抜きで命から湧き上がってくる、欲求・欲望・興味・関心・好奇心に根ざしているもの。
ですから、意志の強い人というのは、欲求の強い人となるのです。
欲望や我は捨て、自律してやりなさいではなく、
欲も我もエネルギーにすることで、どんな困難も乗り越えていける。
感性の命から湧いてくる欲求・欲望・興味・関心・好奇心というものを、
社会的にどうすれば多くの人の役に立つ方法で、
人の迷惑にならない方法で成し遂げられるかという事を、
理性を使って考え、実行することで、強い意志となり、
困難にも負けない自分をつくれるというのが、感性論哲学の考えです。
強い意志があると、自分が納得できる、自分の人生を歩むことができますね。
感じてこそ、燃えてこその人生。
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